トップ団委員長のブログ

自信
2010.05.09
何足もわらじを履いている関係で多忙すぎてここもずいぶんご無沙汰になってしまった(×_×;)

GWはウッドバッジ研修所の所員奉仕に行って来た。普段の奉られる立場と違って、下っ端なので小気味良い世界である。
久々に会うトレーナーの仲間達。初めてご一緒させて頂くトレーナーの方。初めて出会う参加者の方達・・・・いろんな人に会える世界は新鮮で勉強になる。

初めて出会う…といえば、前までは人見知りが激しかった・・・・って言うと「うそやー!!」ってほとんどの人が言う(^_^;) それぐらい人見知りの印象はないのだろう。人見知りと言っても、慣れれば普通なのだが本当に初対面の人は付き合いにくかった。

自分で会社をするようになり、それではいかんと思い、初対面の人に接する機会の多いフィールドに身を置くように意識するようにした。ボーイスカウトもそうである。様々な役をやることにより、交流の場が外へ広がり、必然的に初対面の人と接する機会が多くなる。PTA、ロータリークラブ、いわゆるボランティア団体に属することにより社交の機会が増え、初対面を避けざる得ない状況を作ってきた。その為、今となっては、まぁ、初対面も大丈夫になってきた。「大丈夫」と言い切れないのがまだまだ自信がないところであるが、普通レベルだろう。

その副作用として「緊張しにくい」体質も身についた。様々な団体で何かしら役務をこなしていくと人前で挨拶やらする「機会」が増え、その「機会」に慣れてくるのである。特にPTAが最たるもので、何百人の人の前でも挨拶する機会が多々あるわけで、それに加えて急に挨拶をしなければならないこともあった。

そのおかげで、今や知らない人たちの前で、急にふられても平気でさらっと挨拶できるようになった。このことは、自分が成長(慣れた?(^_^;))した実感となっており、「自信」へと繋がっていると思う。

このブログでは、よく「自信」というキーワードが出てくるかと思う。あまり、過去に書いたことは
記憶にないのだが、「あなたのように『自信』をつけるにはどうしたらいいか?」という風に良く聞かれるし、自信がなくすぐに自分を卑下する人に出会うから、ついついそのテーマに即した話題をここに書きたくなるからである。

前述したように結果的に自信に繋がるような行動をするようにはしているが、自信があるか?と聞かれたら「まだまだ」である。なのに、自信があるように見られるのは・・・・臆面もなく堂々と行動しているからであろう。それが自信たっぷりに見えるのだろうが、自分としては、ただ慣れているだけと思っているので、「自信」とは違う感覚でいる。

慣れることによって、不安が無くなり、安心して行動ができるのだが・・・・あぁ・・それが「自信」ということなんだろうか?

「自信」=「自分を信用する」=「自分の言動に心配しない」ということだとすると、「自分の言動に心配しない」ということには、「自分の力量のすばらしさを実感して安心する」といったステップと「慣れることによって安心する」というステップの2つがある様な気がする。

普段、人は「自信」を付けるという意味を前者のように、自分の能力を高めることによって付くものと考えがちだが、実際には、トライし続けることによる「慣れ」でも「自信」がつくのではないだろうか。

自分は、物事には一生懸命取り組むようにしている。出来るだけ手を抜かず、可能な限り積極的に取り組むようにしている。それが「修行」であると思うし、その行動が自分の人生の糧となると考えている。その結果が「自信」となり、人から評価されるようになってきているのだろう。

やっぱり「案ずるより産むが易し」だな。
頭で考えて不安になり動けなくなるより、まずは動こう!!だな。
損得勘定で物事を捉えず、全ての経験が自分の糧になると信じて動こう!!だな。
そうすれば、それはいつしか「自信」へと繋がり、それが更に自分を磨くことになるのだろう。

あくまでも、自分の経験談から導き出した答えだが・・・・そんな気がする。
2010.05.09 01:53 | 固定リンク | 生き方
情けない大人達
2010.02.18
国母選手アカンかったかぁ・・・・
結果は、「勝てば官軍 負ければ賊軍」になるだろうと思う。
これで、彼は「やっぱりな」と世間からけなされるのだろう。

人はなぜ他人の悪いところだけを責めるのだろう
人はなぜ他人の良いところ見ようとしないのだろう

もちろん、良いところだけを見て、それで全てを許すのは良くないと思う。

たしかに、国母選手の服装の乱れで不愉快な想いをした人もいるだろう。
でも、服装とは関係ない彼のスノボのレベルの高さは評価すべきであろう。称えるべきであろう。オリンピックという舞台で最後の着地のミスだけで、メダルが取れなかったという結果だけで、「そらみろ」と言う人がたくさんいる。情けない・・・・

自分はオヤジであるがスノーボーダーである。もちろん、オヤジであるが故にハーフパイプなんかあぶなっかしくてやれない。自分がやっているからかばうわけではないが、スノボをやっている自分だからこそ、彼のプレイの美しさや技術の高さには感動すらおぼえる。正直、彼の得意技のマックツイストを見て「うわぁ・・・すげぇな」と感動した。

服装問題や結果ではなく、まずは彼のプレイに拍手を送り「頑張ったな」と声をかけるべきだと思う。
それが人間だろう。それが人というものだろう。

人はなぜ他人の悪いところだけを責めるのだろう
人はなぜ他人の良いところ見ようとしないのだろう

自分は、いろんな人との出会いの中でいつも思う。
人の見本のような扱いをされるボーイスカウトの中でもそうである。ボーイスカウトの子どもは無邪気であるが故にそういう他人を思いやらない言動をすることがままあり、それは心のバランスの成長過程である為にいたしかない事でもあると思う。しかし、ボーイスカウト指導者という「大人」が、事あるごとに他人を責めたり、けなしたりする光景が多々あるのである。見てて情けなくなるし、悲しくもなる。

空気を読んでいるので、若輩者の自分は目上のそういった方々に意見することはしないが、本当は言いたい。
「ボーイスカウトを指導する我々がまず彼らの見本になる言動を心がけるべきではないのか」と。
「子ども達が同じシチュエーションでいる時に『そんなヤツはけなしてやれ!』と指導するのか」と。

今回の国母選手に対する世間の言動が子ども達への「教え」となり、大人達の言動が子ども達への「教え」となることを本当に心から考えて欲しい。
2010.02.18 01:51 | 固定リンク | 生き方
人間のスキル
2009.09.01
わが子達には何度か伝えている。
社会に出ると様々な場面での判断(ジャジメント)が自然と要求され、その判断の結果で、自分がやりやすい道、やりにくい道が決まっていく傾向があるということ。

では、その大事な「判断」を司る「人間のスキル(能力)」を養うには、どうすればいいかというと2種類のパターンがあると考えている。
それは、「頭のキレ」と「キャリア(経験)」である。

「頭のキレ」は、天性である。ボーイスカウトやPTAを通じてたくさんの子どもを見てきたが、本当に頭がキレるヤツは幼い時からそうである。間違ってはいけないのは「勉強ができる=頭のキレがよい」ではないということ。頭がキレるヤツが自動的に勉強も得意になることはあっても、その逆はないのである。
要は「頭のキレ」は、訓練や修練で身につくものではなく、生まれながらの脳の構造のような気がする。いわゆる天才ってヤツだな。また、「頭のキレ」というのは何かというと、ボクが考えでは、高速で考えることのできる能力でありかつ、高い正解率であると思う。

ならば、頭がキレない凡人は、頭がキレる天才に勝ることはできないのかというとそうではなく、もう一つの「キャリア(経験)」が重要なのである。

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人間は、判断をしなければならない際に、様々な先読みをしてベストなラインを選択する。その際に、脳の中では未来を想像する処理が行われ、出たケースを取捨選択している。要はそのケースをどれだけ正確に出せるかだと思う。正確というのは数(パターン)もしかり、内容の正確さもしかりである。

そのケースを出す「想像力&創造力」に、「頭のキレ」は非常に重要である。高速で判断し、その高い正確性から様々な予測を立て、いろんなケースを出して素早くベストな答えを導き出す。みなさんが今まで対面してきた頭がキレるヤツは、そういうヤツだったと思うが、どうだろうか?

こういう天才に勝つには、「キャリア(経験)」で勝負するのである。
頭の中で、予測する上で重要なのは過去の経験や知識である。頭がキレるヤツは、少ない経験や知識の中から組み合わせ導き出してくる。まさに「創造力」と言ってもいいだろう。
当然、逆に頭がキレないヤツはそれができないので「創造」できる限界が低くなる。しかし、たくさんの経験や知識を持ち合わせていると話は別である。時間をかけて組み合わせて導き出せることをしなくても、答えが出るのである。その理論からいくと頭がキレるヤツよりもすばらしい判断力を持ち合わせることも可能なのである。

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ボーイスカウトの隊長をしていて、いつも意識していることは、この「キャリア(経験)」をどうやってたくさん与えることができるかということである。
活動の形態から、材料はたくさんあるし、いろんなパターンを深くも浅く広くもできるのである。常日頃、ボーイスカウトに我が子を入れている保護者には口が酸っぱくなるほど言っている。「自分は勉強より大事な事を教えている」と・・・・
それでも、それを正しく理解してくれている保護者は少なそうである。勉強をおろそかにして良いとは言っていない。それを最優先しすぎることを憂いているのであるが、社会的なステータスやネームバリューにこだわっているのか、ボーイスカウトをする数時間より、同時間の勉強を優先する。気持ちはわからなくもないが、たった数時間を惜しむ!! 指導する側としては「う~ん」って感じなんだなぁ。

ま、ともあれ、こういう観点から我が子を見てみるのもおもしろいと思う。
皆さんのお子さんは、キレますか? キャリアをいっぱい持っていますか?

ちなみに、最強は頭がキレて、たくさんのキャリアを持っているヤツである。(爆)
2009.09.01 00:44 | 固定リンク | 生き方
言霊(ことだま)
2009.04.13
言霊(ことだま)という言葉がある。
三省堂の「大辞林」では、「言葉にあると信じられた呪力」と表現されている。 もう「呪力」というところで、好きではない言葉であったがいろんな経験をしていくと改めてそれを感じる機会がある。

口から発する言葉には、「呪力」というよりも「気力」が入ってくると思う。
スポーツ選手がやる自己暗示で、うまくいくイメージを想像したり、「自分はできる」と発するのが典型的な例だと思う。自らがイメージを頭に浮かべて、発する言葉にはその気力が乗り、本当の実力が出せたり、それ以上のことができるものだと思う。

ここまでいうと精神論っぽくなるが、逆に「できない」と発してものごとはできないし、「できない」という言葉は「スタートラインにも立つ意志がない」ということではないかと思う。

ボーイスカウト活動をしていると、簡単に「できない」と発する子どもが多いことに気づく。することを頭の中で考えて、いろんなケースやシチュエーションを思い描き、その上で「不可能ではなかろうか」と思っての「できない」はまだいいかもしれないが、軽く考えただけや何も工夫せずに「できない」と言う。

おそらく、「やろう!」という気もないんだろうと思う。もちろん、そのやるべきことに興味がないとか、したくないという感情が先に立っているというのは理解できるが、何の考察もせずになんの工夫もせずに簡単に「できない」という事には腹が立つ。

このへんは、習慣でもある。おそらく、「できない」と言って済む家庭環境や生活スタイルのせいだろう。

そんな時は、「簡単に『できない』と言うな!」、「いろいろ工夫したんか?その上での『できない』なんか?」と声をかけるようにしている。そういう声かけや、今書いている話を子ども達にもしたことしたりと啓蒙活動(?)をしているが、今の子には難しいんだろうな・・・

なぜなら、大人でもそういう人は多いから・・・

ボーイスカウト活動やPTA活動で、たくさんの大人達と協力し合って物事を進めていく機会が多い。その中で簡単に「できない」という大人も多いと感じる。もちろん、その人たちの背景や環境で実際に「できない」こともあるのは事実であるし、自分自身も時間や能力面で実際できないことはたくさんある。

しかし、物事に取り組んだり、進めるには、まずは気力からではないかと思う。子どもに指導する立場、大人のグループで指示をする立場としては、簡単に「できない」と言われると、本当に心が萎えて来るものである。

だから、私はできるだけ、この「できない」という言霊は発さないように心がけている。「やろう」という意志がない限りは何も進まないし、まずは空気を濁すから・・・

でも、ホンマにできそうにないときはどうするか・・・
まずは「できない」と言わずに「難しい」と言うかなぁ・・・・(^_^;)
2009.04.13 00:25 | 固定リンク | 生き方
念願のブログ開始
2009.04.09
前からやろうと思っていたけど、忙しくて設定できなくて。
やっと、念願のブログ開始です。

自分自身の生き方のこだわりを吐露したいなぁと前々から思っていて、その「はけ口」になるんかもしれんですわ。今まで、いろんな活動を通じてたくさんの人と知り合ってきて、人間として・・・という価値観が一般の人と違うの感じる。

自分がおかしいんかな?なんて、思ったこともあったけど、どう考えてもこーあるべきなんちゃうかなーって思う事が多いんですわ。

まぁ、不定期の更新だろうけど、このブログを見て共感を持てる人のプラスになればいいかなと思います。

昔、小学校の時に日記を付け始めて、1ページ目が「三日坊主にならないように・・・」と自分で書いていて、次のページから白紙だった(^_^;)実績から、
続ける自信は微妙だけど頑張るわ(^_^;)
2009.04.09 00:22 | 固定リンク | 生き方

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