トップたいちょーの部屋キャラクターチーフリングストッパーの作り方

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キャラクターチーフリングストッパーの作り方
 14NJの時に、とあるローバースカウトがチーフリングの下に何かを付けていた。「ONE PIECE」というアニメの キャラクターで「チョッパー」というトナカイが人間化したキャラクターなのだが、すごく惹かれてしまい(^_^;)、頼み込んでもらったのが最初である。 要は指人形に穴を開けてネッカチーフを通すというものなのだが、チーフリングの下に付けておくと、チーフリングが引っかかり走っても落としたりして無くさずに済む便利な物である。しかし、それだけではない。
スカウト達とのコミュニケーションにも一役買ってくれるのである。
スカウト達はこのストッパーを見つけると寄ってきて「何それー?」と 話が弾むのである。時には、すばらしいことをしたスカウトにプレゼントするとことのほか喜びまくるのである。
単純なことであるが、これもスカウト教育法の「アイテムの活用」の一環だと考え、作って着用していると他の指導者からも「何それー?」と 言われる(^_^;) なので、ここで作り方を紹介しようと思う。
細いネッカチーフの場合は、大事なチーフリングがすり抜けて落としてしまうことがあります。
用意する物は、指人形とデザインナイフ。普通のカッターよりもこのデザインナイフの方が加工作業がしやすいと思います。大きい文房具屋さんかホームセンター等で売っています。
当然、指人形なので頭頂部には穴はなく、ネッカチーフが通りませんのでここに穴を開けます。
底は指が入る穴なので基本的には加工の必要はありません。
※穴が小さくてネッカチーフが通らない場合は、多少広げる必要があります。
まずはちょっとだけ穴を開けます。最初から大きな穴を開けるには力が必要で失敗する可能性があるからです。
こんな感じです。ど真ん中に開ける必要はありません。
その後に、その穴を広げるように、穴の縁を削っていきます。このとき、指先の微調整で削る厚みやカッターの角度を調整します。
これで、できあがりです。
ネッカチーフに付けるとこんな感じです。
指人形によっては、このように天頂に穴が開けれない場合があります。形状的に天頂を中心に穴を開けるとキャラクターのデザインを損なう場合も同様です。
その場合は、後頭部に大きめに穴を開けていきます。
こんな感じにすれば、うまくネッカチーフは通ります。
コツは、最初に小さな穴を開け、それを広げていきながら、穴の形状や大きさを調整するというところです。写真のように渦巻き状に薄く削っていきます。リンゴをむくのと同じでカッターを動かすのではなく、人形を動かすと微調整がしやすいです。